抗うつ剤を知って変わった嫁!パキシルで明るい家庭

パキシルの抗うつ効果

■パキシルの抗うつ効果
本剤は、初期に開発されたSSRIに属する抗うつ剤ですが、日本では2000年から販売が開始になっていて、今では有名な抗うつ剤として知られています。
その効果は、脳内の中枢神経に作用し、神経間隙といわれる部分においてセロトニンやノルアドレナリンを増やすことで精神活動を活発化させるものです。
具体的には、強い不安や気力減退を改善したり、気分を高揚させ意欲的にさせたりというようなことを起こします。
その特徴は、SSRIの中でもとりわけ抗不安作用が強く、その代わり、副作用も強く出ることとその多さが目立つという特徴があるので、薬量の増減や継続には注意が必要とされる薬です。
その副作用のために、「パキシルCR」という副作用の点で改良した後発薬が、同製薬会社のGKS(グラクソ・スミソクライン)社が2012年に発売を開始しています。また副作用が弱めで、社会生活を普段通り送りながら治療をしたいという場合には、ジェイゾロフトなど新しいSSRIも視野に入れてもいいかもしれません。
本罪は血中濃度が最高値に到達するのが早いためにキレ・効きがよく感じられ、CRだと本剤の急激に効く感じが本剤より穏やかなため合わないとする患者さんもいるようですが、うつ病と長期に付き合っていくことや社会生活穏やかに過ごすことを考えると、副作用なく使えるに越したことはなく、GKS社も全てCRに切り替えてもデメリットは考えにくいとまで言っています。

■使用上の注意点
SSRIのうちでも副作用が強い本剤ですが、社会的には攻撃的になることが問題となり、訴訟事件が起きたり、米国の銃乱射事件などはこの薬が原因とも言われています。
また、離脱症状が強い薬であるために、減薬時の離脱症状が出やすいことで有名で、不安がとれて気分がいいといった軽快症状だけでなく、「あれ、変だな、いつもと違うな」と副作用っぽいと感じた場合も、主治医と密に相談する必要があるでしょう。具体的には耳鳴りやふらつき、眩暈、焦燥感などが他のSSRI薬よりも多く出やすい離脱症状です。

■その他のSSRI
抑うつ症状が比較的軽という方や女性におススメな抗うつ剤は「ジェイゾロフト」です。
うつ症状がひどい場合にはパキシルやレクサプロが強いですが、仕事を続ける方には副作用が軽く、性機能障害が出にくい、女性に効きやすいという特徴を持つジェイゾロフトの方が合うでしょう。